それでも世界を美しいといえること

アメリカで29歳で亡くなったブリタニーメイナードという女性が居たことを知った。

彼女は29歳のある日、重度の脳腫瘍を患っていることが発覚し、医師から余命6ヶ月と宣告された。

結婚して幸せな家庭を築こうとしていた矢先、突然宣告された自分の死。それを受け入れた彼女が選んだのは「尊厳死」だった。

 

彼女に自殺願望があったわけではなく彼女は生きたいと願っていた。自分が死ななくていいと聞かされたらどんなに安堵するだろうと。

いろんな医者に見て貰ったんだと思う。いろんな薬で治療をしたんだと思う。それでも彼女を蝕む病は回復することはなかった。

彼女が患った脳腫瘍の症状は進行が進むにつれ酷くなり、それは身を絶するような痛みを伴うらしい。

もうわたしはなおらない。苦しみにもだえながら最期を迎えるより、わたしは安らかな最期を迎えたい。自分の寝室で家族に包まれて最期を迎えたい。

彼女は死を目前にして、まだ生きていたいという希望ときっと同じくらいの強さでそんな最期を望んだのだと思う。

自らの病の状況と、尊厳死を求めていることを、彼女自らカメラを前にインタビューを受けた動画は、人間の命について、尊厳死について世界中で大きな議論を呼んだそうです。

 

そうして彼女は自らが"望んだ"通り30歳を目前にして尊厳死を迎えた。

 

彼女は、インタビューで、この「美しい世界で」という言葉を使っていた。それでも「世界を美しい」といえることを俺は本当に美しいと思った。

彼女が幸せだったのかどうかは彼女にしかわからない。彼女の最期が正しいとか間違っているとか、そんなことも俺にはわからない。

だけど、きっと彼女は、死に方を選んだのではなく生き方を選んだんだと、俺は思う。


動画はここをクリックすると見れます(俺は英語がわからないから日本語訳の動画になります。正しい翻訳であることを願う)

 

 

 

 

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