溶ける

当たり前のような毎日。日常。慣れ親しんだ場所は居心地が良すぎてそこに溶けてしまう。ドロドロに溶けてやがては思考すらしなくなる。

怖えー。なんか、そんなことをふと思った。

去年、自分のスタジオを改装した。そのお蔭ですーぱー居心地よくなったんだけど、すーぱー作業しやすくなったんだけど、すーぱー気に入ってるんだけど、スタジオに入らないことがある。曲が作れないときとか、しんどーってときとか。

数年前から比べるとすごい環境良くなってるのにもかかわらず、相変わらず曲が作れない時は作れない。

モチベーションが上がる環境にしたはずなのに、モチベーションが上がらないときはぴくりとも上がらない。

わお。当たり前になっちゃってんじゃねーの俺。数年の前の俺がそんな光景を見るとありえねぇって蔑みそう。ひえー。

昨日くらいから新しい楽器が欲しくなっちゃってます。機材じゃないよ。楽器。がっきガッキガッキー。

そのうちポンっと買ってしまいそう。買ったら嬉しくてユーチューバーみたいに開封動画とかアップロードしたり。うぜー(笑)

でも楽器ってマジでいいんだよ。

昔、ナオト・インティライミがギター片手に世界を旅してたらしく、行った先々の国の人とセッションしたり、一緒に歌ったりしてたらしい。

その様子を映してたビデオをテレビで見たんやけど、俺はすげーショックを受けた。

「俺は電気がないと音楽を鳴らせない」って。パソコンとかスピーカーとかがないと曲作れない。曲を流せない。だって俺はDTMer。

でもナオト・インティライミはギター一本だけ。そこに電気は必要ない。

世界が崩壊した時、音楽を鳴らすことができるのはナオト・インティライミじゃないかって。いやナオト・インティライミだけじゃなくて、楽器ができる人だけじゃないか!って思った。そう思ったらこの俺の文明にずぶずぶな、しかも機材に頼りっぱなしの制作の仕方が嫌になっちゃって、鍵盤を習い始めた。それまで鍵盤なんてただの音源を打ち込むボタン程度の扱いだったからな(笑) なんで鍵盤だったんだろうか。そこはもう覚えてないな。なんとなく鍵盤弾けたら完璧だろ!的な。

で、今俺がほしいのは鍵盤の楽器。電気いらないやつね。何かはまだ言わないけど、そのうち買ってライブとかで使おうと思う。その音色でも曲作ったりしてね。しかし、買うまでが一番楽しみというからな。いざ買ってみて、この文の最初みたいにならないようにしないとな。 さもありなん

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